場所
ひこうきの丘
撮影スポット紹介
成田空港A滑走路の端。海側陸側でいうと海側。南北でいうと南側に位置し、さくらの山の反対側の撮影スポットになります。機体の反対側面を狙うなら航空科学博物館でも同じくらいの迫力で撮影可能です。航空科学博物館の場合屋外展示の広場へ行くと、ここよりももっと飛行機の下側に近づけるイメージです。
そのほか大きな違いは、太陽光です。特に冬の日が高くない時期、15時頃から日差しは傾きはじめ、機体を美しく照らしています。つまり博物館側では飛行機との位置関係によっては逆光になってしまいます。もちろん逆にそれを狙うというのも面白いですね。午前中は博物館側からが順光で、ひこうきの丘側が逆光です。
北風運用時
北風運用の場合に大迫力の着陸シーンが撮影できます。すぐ脇を大きな機体が大迫力で着陸していく様子は圧巻で、周囲に遮るものが無いため飛行機をメインに撮るのであればとてもお薦めのスポットです。夕日に照られた機体はとても美しく輝いているのが撮影出来ます。
離陸に関しては、離陸直前に滑走路へ入っていく機体を撮影することは出来ても、離陸の瞬間、あるいはそれ以降の撮影はほとんど期待できません。
南風運用時
南風運用の場合、着陸してくる様は全く見えません。特に小型機の場合、滑走路途中でUターンしてしまったりして、あれ?着陸したの?という具合に、全く見て取れないというケースもあります。期待しない方が良いかも知れません。
離陸の場合は少し高度が上がっていますが、見ることが出来ます。そのとき、行き先によってすでに進路を滑走路直進方向とは違っているため、真上を飛ぶイメージの飛行機と、銚子よりにひこうきの丘から離れていく方向に飛ぶ飛行機とで分かれます。離陸機を撮るのであれば、さくらの丘の方が撮影しやすいかも知れません。
そのほか
空港の端にANAをはじめ航空会社のハンガーがあり、大型の貨物(Boeing 747)が駐機していたり、時折未塗装の機体を見ることもできます。
敷地の一番奥まで上がると、地面がハート型の模様になっています。飛行機から撮るのが正しい使い方なのか、これを含めて飛行機を撮るのが正解なのか分かりませんが、ハートの向きは飛行機から見るのを想定していそうです。ただ、人が普通に立っていますし、飛行機から写真を撮ってもインスタ映えはしなさそうに思えるのは私だけでしょうか…
設備的には、駐車場が3カ所あり、隣接する駐車場にはトイレもあります。道路向かいの駐車場(自動販売機あり)のほか、道路を奥に進み丁字路を左に入っていくともう一つ駐車場があります。手前の駐車場がいっぱいで止められない場合でも、奥の駐車場までいっぱいなのは見たことがないので、諦めて帰らずに奥の駐車場まで行ってみてください。
隣接する駐車場には車椅子マークの表示と、敷地内には舗装して車椅子を想定していると思われる通路があるのですが、残念なことに駐車場自体が砂利敷きです。なので、ありがちですが雨が降ると所々ぬかるんでいます。最近、へこみを埋めて砂利を入れ直す整備し直していたので、おそらくしばらくは舗装されるといったこともなさそうです。
このスポットの写真
頂上へと続く舗装路 駐車場とトイレ 奥の駐車場 下から丘を望む 頂上のハートマーク