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Mac: メモからOneNoteへ移行

これまでのツール

これまで色々とメモの方法を変えてみては、決め手に欠けていた。

古くは会社の標準ということもあり、Lotus NotesのDBを自分用にローカルに作成してメモを残したりもしていたし、Evernoteを使っていた頃もある。もちろん、Windowsを仕事で使っていた頃はOneNoteも使っていたし、Google Keepを使ったこともある。もっと単純にはマークダウン方式でテキストで残していたこともある。

何を主に残しているか

純粋にパーソナルなメモ

様々な書類で記載しそうな住所や電話番号、口座番号など手帳を持ち歩いていたらそこにメモしていそうなパーソナルなメモ。

日々のメモ

今度調べようと思ったものや、次にやってみようと思ったこと、仕事のアイデアなど、手元の手帳に日々書き込んでいきそうなメモ。

仕事上の記録

いつ、どこで、何をした、といった形のメモ。それから誰に、どのような内容で返答したか、など下書きを残す形で残していたりする。これらはメールの返信であったり、何らかのWebのツールで返信したり様々であるが、重要な宛先に関してはこれらのメモで残している。

テクニカル情報

仕事柄様々な情報をメモしている。大概はブックマークで済む類いのものであるが、重要なのは数日後、数ヶ月後にアクセスすると、すでにどこかに移動したり、消されていたり、つまりは追跡が出来なくなっていることがあり、それらを防ぐものだあ。Evernoteであれば取り込むことが出来るがそれを自前でやっている。(といっても、たいしたことでは無い、ただのコピーだ)

作業ログ

マークダウン方式で残しているメモで、これが一番多い。

新しいツールを使い始めるときの記録、インストールの記録、新しい開発環境をセットアップしたときのメモなど、作業の概要とその記録を残している。簡単に表やリスト、画像が貼り付けられ、そこにメモが付記できると良いという寸法だ。

移行方法

ここまではつらつらと書いてきて、まぁお付き合い頂いたが、ここらで本題。

メモをOneNoteへ移行するには?ということでGoogle先生にお伺いしてみると、以下が引っかかった。

https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/mac/66329860-8f2f-47c5-ac90-77406546ecc7

答えは、自力でコピペで頑張れというもの。

それは無いでしょーってことで、私が見つけた道が以下です。ここにOneNoteが現れている方はそれをクリックすると、スパッとそのメモが移行できます。


無かった場合は、その他をクリックして下さい。機能拡張の設定画面がでるので、そこでOneNoteにチェックを入れてそのウインドウを閉じます。

これで、もう一度ボタンを押すと今度は、OneNoteが選択肢に現れます。

残念ながら複数選択して、一度に移行することが出来ません。ですが、いちいちコピペするよりは大分楽だと思います。

送信先は左下で選択します。一度選択するとそこが次から選択されているようです。

これでガシガシ移行できますね。これを機に、不要なものは移行しないなどの整理も。

私はこれで、一旦OneNoteへ移行してしまいました。

iPhoneとMacの小ネタ: HEICをJPEGに一括変換

小ネタの内容

最近のiPhoneでは、写真を撮るとHEIC形式で保存されていたりします。もちろん、これを旧来のJPEG形式に設定変更で変えることも出来ます。

いくつかのサイトでは、HEIC形式にしておいても、Macへ転送する際にはJPEGに自動的に変換されるようにも出来るとされていますが、どういうわけか私の環境では出来ません。(記事の内容が古いのか、私のiPhoneがおかしいのかは確認しておりません)

そんな中「おまえエンジニアだろ?なんでコマンドラインで一括変換しないんだよ?」って声がどこかから聞こえた気がして、そりゃ一発よと意気込んでみたものの、HEICなんてさっき聞いたばかり…はたして俺様の知っているツールでサポートしているかしら?と。

こんな時こそGoogleさま。常々神と崇めてお慕い申しております。

なんとMacであれば、Automatorを使えば簡単にできるんです。そして難しい知識は一切なしで、Finderから右クリックでポチッと出来るようになります。

やり方

スクリーンショット付きで全手順を説明します。

【手順1】まずはアプリケーションからAutomatorを起動します

手順1

【手順2】新規作成をクリックします。

手順2

【手順3】クイックアクションを選択して、選択ボタンをクリックします。

手順3

【手順4】ワークフローが受け取る現在の項目をイメージファイルに、建託対象をFinder.appにして、左側のペインからイメージタイプの変更というアクションをドラッグしてください。上にある検索ボックスで絞り込みも可能です。

手順4

【手順5】ダイアログが表示された方は追加をクリックしてください。

展順5

【手順6】保存先を選択し、返還後のタイプをJPEGにします。もちろんお好みで、既存ファイルの置き換えや、他のファイル形式を選んでいただいても結構です。

手順6

【手順7】これで作業は作成作業はおしまいなので、保存します。メニューからでもショートカットキーでも構いません。

手順7

【手順8】名称を聞かれるので、入力後、保存をクリックしてください。

手順8

【実行方法】Finderを起動して、heic形式のファイルを右クリックしてみてください。この手順ではJEPG変換と名付けたので、その名前でメニューが増えています。これをクリックすると、見事変換が行われます。もちろん、複数選択で一括変換も可能です。

実行方法

まとめ

これに限らず、みなさんも日頃のちょっとした手間の削減を探求して、ぜひシェアしてください。

このやり方は他の画像フォーマットに変換するだけで無く、用意されているアクション(ドラッグしたパーツ)を少し研究すれば、とても幅の広がる便利なツールであることが分かります。