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グリーンポート エコ・アグリパーク

なんともよく分からないネーミングで、一体何があるのかさっぱりかも知れません。緑地、あるいは公園の類いです。遊歩道と所々花や草木を整備しようという意図が見えますが、まぁそこは余り期待できません。

どちらかというと、きれいな新緑のもと、A滑走路へと降り立つ機体を狙うといったところでしょうか。

場所は以下の地図を見て頂きたいのですが「空の駅 風和里しばやま」のすぐそばで、駐車場と道を挟んで向こう側の敷地一帯が、それです。

A滑走路とすこしだけ離れているので、南風運用時の離陸を狙おうとすると、大分離れています。そもそも滑走路一直線上のこの場所に飛行機が通過するかというと、多くの場合は右にそれ左にそれと、ここでの撮影が適しているかというと、そうではないと思います。

やはりここは北風運用時の着陸を狙うべきです。

今回は上記の地図上のポイント2としてマークした地点へ行ってみました。

2019.04.18の撮影記録

この日の流れ

この日は昼間に成田空港に用があったため、すこし撮影して回りました。

まずはひこうきの丘、それから十余三東雲の丘の北側にあるグラウンド周辺を訪れました。

ひこうきの丘

ここには来てはみたものの、時間帯が良くなくて着陸機は無し。完全に離陸に特化している時間帯で、着陸はB滑走路側ばかりでした。

ですが、ふと見て見ると、先日工事していたところにモニュメントが。まだ完成はしていませんでしたが、何を設置しようとしているのかは分かりました。どーしても、ハートで押したいみたいです。インスタ映え目当てに来てくれる人を増やしたいんですかね?

というのも、こちらのスポットの紹介でも書きましたが、元々、次の写真のように、ハートマークが地面に作られているんです。こちらは、上空から撮影してもらわないと厳しいので、この場所を訪れる動機にはなりにくいかなと思っていましたが…

飛行機の写真は?というと、離陸前の飛行機を遠目に取るしかないので、このくらいです…

十余三東雲の丘の北側

JCスポーツ公園というグラウンドがあります。その周辺で撮影しました。詳しい場所は以下の地図を参考にしてください。グラウンドのすぐ北側を高速道路が通っています。基本的にはその北側はどこでも撮れる感じです。左上から順に道沿いに右へ①、②、③、④とし、グラウンドの脇を⑤として、撮った写真を掲載していきます。

ポイント①

まずは、グラウンド側から高速道路に渡された橋を渡った先です。ずっと滑走路に向かってくるところから撮れるわけですが、写真の奥に赤いライン状の設備が伸びているのが分かると思います。これがちょうど滑走路の中央のラインと一致しているイメージですので、飛行機はこれに沿って降りてくる形になります。ちなみに、望遠だとA滑走路側の着陸も捉えられると思います。

ポイント②

少し近づきました。やはり赤い鉄橋設備の上だということで想定しておけば取りやすいと思います。

ポイント③

もっと近づきました。坂道の上側で、ちょうど見通せるところです。かすかにですが、赤い設備が写っているのが見えると思います。

ポイント④

ちょうどこの道の一番下ったところに高速道路の真下を渡る地下道があり、その丁字路で撮影したものです。まず初っぱなは、大きさと位置を間違えました。ここまで来ると、赤い設備のというのは感覚的に役に立ちません。何度かダメ元で練習してください。

2発目です。1発目の失敗を生かして撮影しました。機体が小さいから良いようなものの、大型機なら目一杯かもしれませんね。

さて、先ほど説明した丁字路ですが、右に入って高速の下をくぐって行ってみましたが、ほんの少しのスペースには立ち入れますが、すぐにフェンスで遮られていて、上空もクリアではないので撮影には価値はないと思います。

ポイント⑤

グラウンド脇から滑走路北端側を見るように構えて撮りました。少し遠いですが、皆さんのカメラならきっと十分捉えられますね。

この日の撮影は以上としたのですが。。。

おまけ

帰りに立ち寄ったこちらのコンビニで、A滑走路に降りる飛行機を見ることが出来ました。

太陽の位置が良くないので、なにがなんだかさっぱりではありますが、きちんと時間や季節を選べばそれなりに撮れるかなと思います。

この日の撮影はこれでホントに以上です。

ホヌを見るなら!|ホヌがハワイに行きました

FLYING HONU

FLYING HONUとして親しまれているANAのAirbus A380 (レジ番JA381A)ですが、3月21日にフランスはトゥールーズからのフェリーフライトを経て成田空港にやってきました。

成田空港にやってきてからは、ハンガー前、ちょうど航空博物館からよく見える位置に駐機し、時折ハンガー内に入ってみたりしつつ、訓練および整備等が行われてきました。

動きがあったのは4月に入ってから

4月4日にエプロンに移動し、27番スポットでのテストを経て、4月6日にはついに慣熟飛行として関西空港へと日参するようになりました。

4月17日ついにハワイへ!

時折、夜に飛んでみたり、いよいよかなと思っていたところ、4月17日ついにハワイへ。

夜8時過ぎにハワイはホノルルへ向かって飛び立ちました。

おそらくは、就航時の実際の時間に近い時間で飛び立ったと推測されます。ホノルル空港でも空港設備ににフィットするか、どこか支障のあるところは無いかとチェックして回り、本日19日夜に戻ってきました。

ホヌを見るなら!

さて本題です。本格的なカメラ機材をお持ちの方は、多少遠くとも大きなホヌに合えるかと思いますが、肉眼やスマホで撮影ということであれば、近い距離で無くてはなりません。

まずは離陸

先ほどの説明の通り、離陸は夜になります。そして先に掲載した3枚目の写真、さくらの山の離陸の写真を見て分かるとおり、大分遠いです。これは反対側に離陸する場合にひこうきの丘にいても同じことです。

ですので、滑走路の両端にいては大きなホヌを見ることは叶いません。ましてや夜です。

ここはおとなしく、第1ターミナル展望デッキを訪れることにしましょう。

次に着陸

着陸となると、午後の撮影。風向きによってさくらの山ひこうきの丘のどちらかになりますが、どちらも太陽を背に、ちょうど飛行機に光が当たる形になります。どちらで撮影するかは、飛行機の飛ぶ方向は風向きが変わらない限り一定なので、他の飛行機がどちら向きに離陸しているか、着陸しているかを見ていれば、自分がいるところに降りてくるかどうかはすぐに分かります。

ひこうきの丘に降りてくる写真がホヌで無くてすみませんが、どちらも同じくらいの大きさで見ることができます。

夕方に近づけば近づくほど日が傾き、逆光で見えづらくなってきますので、航空博物館第1ターミナル展望デッキ、マロウドインターナショナルホテル成田などでは不利になります。

今日のように夜帰って来ちゃうと、ちょっとつらいですね。

就航後は、もう少し早めに帰ってきてくれることを願うばかりです。

ホヌさんお久しぶりです

FLYING HONU

通称FLYING HONUと呼ばれているANAのAirbus A380。レジ番ではJA381Aですね。成田空港にやってきたのは3月21日ですが、それいらいずっと格納庫に入ったり、その前で駐機してたり、そして貨物室への出し入れの訓練のようなことを繰り返しているだけで、余り大きな動きはありませんでした。

4月4日

突然動きがありました。それまでハンガー前と内を行ったり来たり程度だったHONUが、夜になって27番スポットに移動しました。

やはり、これまでと全体の大きさはもちろん、ドアあの位置も違うので、こういうテスト重要です。

4月6日ついに!

そしてついにそのときはやってきました。

そうです、飛行テストです。慣熟飛行と言うそうですが、これから毎日関西国際空港まで訓練のために飛ぶようです。

飛んだ!ANAの「空飛ぶウミガメ」 世界最大の旅客機

大体、少しずれはありますが、イメージとしては初日同じ感じで飛んでいます。

4月6日の慣熟飛行の実績
NH9121 成田(08:59)→関西(10:45)
NH9122 関西(12:05)→成田(13:45)

最後に

ホヌホヌ言ってますが、A380は全部で3機になる予定です。青(ブルー)、緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)となっていますが、それらは空を意味する「ラニ(Lani)」、海を意味する「カイ(Kai)」、太陽を意味する「カラ(Kala)」となっています。

そろそろホヌではなくて、ラニと呼ぶことに慣れないといけませんね。

真っ白の機体

白い飛行機

まったくもって航空機マニアでもなく、何にも知らない素人なので、、、

真っ白の機体って1つの航空会社なのかと思っていました。

「ANAは青い」くらいな感覚で、「xxx航空はちょっと変わり者で白い」んだと。

ところが、前回見たのと違ってました。前回のはエンジンが青かった。ハンガー前に駐機していて距離が遠くて写真は撮ってなかったのですが、ちょうど航空科学博物館のTwitterアカウントがツイートしていた機体です。(この写真はどうやら離陸前)

写真を拡大すると”N471MC”とあるので、アトラス航空 Boeing 747-400 (N471MC) と分かりました。

ですが、昨日見た機体は、こちら。


真っ白なのは同じですが、エンジンも白い。そこであれ?っと思ったわけです。拡大して確認してみると、”N404KZ”とありますので、ウィルミントン・トラスト・カンパニー Boeing 747-400 (N404KZ)とわかりました。

機体自体は747-400で真っ白だということまでは同じなのですが、運行している会社が違うようです。

で、ちょっと勉強してみました。3分間ほど。

機体が白い理由

単に白いというのも含め白い理由にはいくつかあるようですが、買ったばかりで白いというのもあるようです。

この買ったばかりというのは、新品の場合はおそらく受け取り時点で塗装がされていると思いますが、中古で買い取った場合には前の塗装を取ったとか、塗るのにお金掛かるとか、そういったケースで白いということがあるようです。

機体記号(レジ)と製造番号

私がチェックしていたのは機体記号と呼ばれるもので、その記号でどこかの国で登録されていると。私が成田に来るのを待っているANAのAirbus A380が”JA381A”といわれているのがそれですね。

ですが航空機を他の会社に売ると、登録され直すのでこの記号は変わるわけで、機体にされたプリントも別のものに変わります。一方でもう一つ製造番号というのがあります。航空機以外のものにもある番号なので、想像に難くないと思いますが、こちらは売っても変わりません。ということで、こちらでは持ち主が代わり、機体記号が変わっても追いかけることが出来るわけです。

最近、NCA(Nippon Cargo Airlines)が2機ほど747を売ったというニュースを目にしたのですが、もしかして?と思ってみてみましたが、どちらもNCAの機体ではありませんでした。

特に、私が撮影した”N404KZ”の方は、もう登録してから1年半ほど、そしてその前の所有者の記録が見当たらないので、ずーっと白いままなのかなと思います。

今後も白い機体を見かけたらチェックしてみたいと思います。